サマルカンドからの日帰り

サマルカンド近郊のハズラット・ダウド洞窟

サマルカンドから1時間、アクサイ村から1303段の石段が山頂のモスクと預言者ダビデ(ハズラット・ダウド)の洞窟へ続いています。巡礼者は岩の跡に触れて願いをかけるために、旅行者は登山と伝説、盆地全体を見渡す眺めのためにやって来ます。朝のひとときで十分です。

石段:1303段

石段:1303段

  • 高低差約300m
  • 馬・ロバは任意
  • 夏は早めに

登りはアクサイの標高約980メートルから始まり、約1280メートルで終わります。古い石段で300メートルの高低差です。道沿いには水やドライフルーツ、山の薬草、おみやげを売る小さな露店が並び、ひと息つける場所もあります。自分のペースで、登りには1時間ほどみておきましょう。登るのが大変な方は、石段の横の山道を馬やロバが約30分で運んでくれます。

山頂のモスクと眺め

山頂のモスクと眺め

  • 標高1280m
  • 写真は朝の光で
  • 巡礼者が祈る場所

頂上には小さなモスクと展望所があります。眼下にはサマルカンド盆地全体が広がり、緑の畑、アクサイの家々の屋根、そして晴れた日には遠くの山並みまで見渡せます。誰もがここで写真を撮り、何世紀にもわたって人々がここに登ってきた理由がわかる場所です。

ハズラット・ダウドの洞窟

ハズラット・ダウドの洞窟

  • 狭く照明のある通路
  • 静かな祈りの場
  • 願いをかけて

モスクの反対側を約200段下ると、洞窟そのものです。岩の中に続く長く狭い通路で、ランプの列が照らしています。奥には、預言者の手と足の跡と信じられている跡があります。巡礼者はそれに触れ、静かに祈り、願いをかけます。地元ではここでかけた願いはかなうと信じられています。どの信仰の方も歓迎されます。ゆっくり進み、声は小さめに。

物語とこの場所

  • ハズラット・ダウドとはダウドはダビデのアラビア語名です。ゴリアテを倒してイスラエルの王となった羊飼いで、イスラムでは預言者、ユダヤ教徒とキリスト教徒にとっては王であり詩篇の作者です。ひとりの人物が3つの宗教で敬われていることが、この場所を訪れる誰にでも開かれたものにしています。
  • 伝説地元の言い伝えでは、ダウドはこの地に教えを説きに来て、敵に山まで追われました。彼が祈ると、岩は手の下でろうのように柔らかくなり、山を通り抜けて難を逃れました。洞窟に見られる跡はそのとき残されたものだといいます。ゴリアテから逃れたときの話とする別の伝承もあります。いずれにせよ、硬い金属や石を柔らかくする力を授かったことから、ダウドは鍛冶職人の守護者としても敬われています。
  • 今も生きる巡礼地ここは博物館ではありません。ウズベキスタン各地から家族連れが訪れ、その多くが願いをかけに来ます。モスクや洞窟では祈りの声が聞こえるでしょう。見学や屋外での写真撮影は自由ですが、洞窟の中で人を撮るときは先に声をかけてください。

出発前に

  • アクセスアクサイはサマルカンドから約40km、畑や村を抜けて車で約1時間です。登りは村の観光案内所とゲストハウスのそばから始まります。旅行者が使える便利な公共交通はないため、運転手付きの車がいちばん簡単です。登っているあいだ石段の下で待ち、そのまま連れて帰ってくれます。
  • 所要時間サマルカンドから往復4〜5時間をみてください。移動に2時間、登り、モスク、洞窟、下りに2〜3時間です。朝に出発すれば、遅めの昼食に間に合うように街へ戻れます。
  • ベストシーズン春と秋が理想的です。7月と8月は早めに出発を。昼ごろには石段に直射日光が当たります。冬や雨のあとは石段が滑りやすくなるので、滑りにくい靴を履いてください。
  • 服装と持ち物どの聖地でも同じく肩とひざを覆う服装で、女性はモスクと洞窟用にスカーフを。歩きやすい靴、水、暖かい季節は帽子と日焼け止め、露店や馬での登山用に現金を少し。

ハズラット・ダウド洞窟ツアー

09:00にサマルカンドのホテルでお迎え、専用車、そして伝説の舞台でその物語を語るガイド。午後早めにホテルへ戻ります。お一人様31ユーロから。

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